エンジニアの中でもプログラマは、直接利用する人にサービスを提供していくのではなく、コンピュータ上においてプログラムを作動させ、自分が手がけたプログラムを使用してもらうことを通してサービス提供を行うのが仕事となります。
この場合のプログラムというのは、コンピュータによって動かされるものを直接的に記述していくことは現実的に不可能です。そのため、プログラミング言語というものを使ってプログラムを書いていくことになります。簡単に言うと、プログラマという仕事は、このプログラミング言語を取り扱う作業を行う仕事なのです。そのため、まず最初にプログラミング言語を自在に扱えるようになることが必要不可欠です。言い換えれば、プログラミング言語はツールなので、ツールの使用方法自体が理解できていないうちは、ツールを使いこなせるようになるまで勉強して基礎知識を頭に入れ、繰り返し練習を重ねていく必要があるのです。
また、ユーザーが求めているものは何かについて知っておく必要があり、ユーザーの要求を適切に見出していくための勉強も求められます。プログラムをコンピュータ上に載せられたとしても、ユーザーが直接それに触れる訳ではなく、ユーザーインターフェースを仲介してコンピュータ上に存在するプログラムを使用していきます。プログラムを活用してもらうために、こうしたユーザーインターフェースに関しても基礎的な勉強をしておくことが重要です。
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